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2017年7月 5日 (水)

『兎、だけじゃぁない!』(^-^)/ 

(出雲市・米子市 訪問:その43)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【兎、だけじゃぁない!】(^-^)/


(ペン)「おんやぁ~?
     『牛』だぜ!
     結構、デカいぜ!」 Img_5518
(ハム)「うん。
     向こうには、『馬』もいる。
     『出雲大社』は、『兎』だけじゃぁないんだ。」

(ペン)「と言ってもさぁ。
     ここは、『Wさん』に、聞いてみないと、
     何も解からなくない?」

(ハム)「うん。
     そうだね。
     早速、聞いてみるよ。

     え~とぉ。

     まずね。
     『牛と馬』は、『神様の乗り物』や、
     『神様の使い』と、考えられているんだって。

     それで、境内の入り口の、
     『銅の鳥居(四の鳥居)』の横に、
     小屋を用意して、そこに、お祀りされて
     いるんだって。

     それから、『神様の乗り物』である、
     『牛』は、『神牛(しんぎゅう)』。
     『馬』は、『神馬(しんめ)』と、
     言われているんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     神様の、乗り物なんだ。

     そりゃそうだよな。
     このくらい、体が大きくなきゃ、
     乗り物の役目は果たせないもんな。」

(ハム)「でもね。
     『出雲大社』では、ここの『牛』と『馬』は、
     『神様の乗り物』じゃぁないんだって。

     『神牛』は、学力向上のご利益。
     『神馬』は、子宝、安産の御利益。

     が、あるんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなのぉ。」

(ハム)「それでね。
     『神牛』と、『神馬』が、祀られている理由は、
     それぞれ、別々に、あるんだって。

     まず、『神牛』だけど、
     『菅原道真(すがわらのみちざね)』って、
     知ってる?」

(ペン)「知ってるさぁ。
     学問の神様だろ。」

(ハム)「うん。
     そうなんだけどさ。
     その、神様になる前は?」

(ペン)「えっとねぇ。
     京から、追放されちゃうんだよな。
     それで、九州で、死んじゃうんだよね。
     だから、何なの?」

(ハム)「『菅原道真』は、『牛』と、とっても、
     縁深いんだって。

     まず、生まれた年が、『丑年(うしどし)』で、
     『牛に助けられた』とか、逸話も多いんだって。

     それでね。
     『菅原道真』が、死ぬ前に、
     『遺言』を遺したんだって。」

(ペン)「『遺言』?
     遺産相続とか、そんな感じのもの?」

(ハム)「おいおい!
     朝廷の、とっても偉かった人が、
     そんなケチなことは、言わないでしょ。

     えっとね。

     『自分が死んだら、遺体を牛車に乗せて、
      その行き先は、牛に任せよ。
      その牛車の牛が、立ち止まったところに、
      埋葬して欲しい。』

     と言う様な、内容だったんだって。

     それで、門弟の、
     『味酒安行(うまさけやすゆき)』が、
     その通りに、遺体を牛車に乗せて、
     運んでいたら、牛が、遺体を運んでいる途中で、
     伏せて動かなくなっちゃたんだって。

     だから、その場所に、埋葬されたんだって。
     その場所が、『太宰府天満宮』って、
     ことなんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     『牛』に、埋葬場所を、
     選んで貰たってことなんだ。
     それは、確かに、縁深いよね。」

(ハム)「だけど、その埋葬された場所は、初めは、
     『太宰府天満宮』とは、呼ばれては
     いなかったんだって。」

(ペン)「え゛?
     違ったのぉ?」

(ハム)「そうなんだよ。
     それで、『菅原道真』が、亡くなった後の、
     京のことは、憶えてる?」

(ペン)「えっとぉ?
     何だっけ?」

(ハム)「疫病と変死、それに、天変地異だよぉ。」

(ペン)「あ゛~、確か、そんな感じだった。
     関係者が、次々と、死んじゃうんだろ。
     それに、雷が落ちて、建物が、
     焼けちゃうんだよね。
     死人も、一杯、出ちゃうんだよね。」

(ハム)「そうそう!

     それで、京の人々は、『道真の祟りだ!』とか、
     『道真の怨霊だ!』とか言って、
     大騒ぎになっちゃうんだよ。

     特に、落雷は、『菅原道真』と、『雷神』が、
     結び付けられたんだって。

     そこで、『火雷神』が、祀られていた、
     京都の北野に、『北野天満宮』を建てて、
     『道真の祟り』を、鎮めようとしたんだって。

     だけど、効果は、殆ど無くて、その後も、
     災害が起きる度に、『道真の祟り』として、
     とっても、恐れられたんだって。

     それが、その後の、祟り封じの『天神様』の
     信仰に、繋がって行くんだって。

     『天神様』だけど、『菅原道真』が、
     とっても優れた、『学者』・『詩人』
     だったので、『学問の神』と、称される様に、
     なったんだって。」

(ペン)「それで、ここの『牛』と、
     どう繋がっていくのぉ?」 Img_5519 (ハム)「えっとね。
     『菅原道真』は、のちに、
     『天満大自在天神
      (てんまだいじざいてんじん)』
     として、その御霊が、神格化されるんだって。

     そして、『北野天満宮』と並んで、
     『太宰府天満宮』は、全国の天満宮の
     総本社とされ、『学問の神様』・
     『至誠の神様』・『厄除けの神様』として、
     多くの信仰を集めているんだって。

     それでね。
     『太宰府天満宮』には、表参道の突き当たりに、
     『御神牛』の像が、置かれているんだって。

     その『御神牛』なんだけど、その頭を撫でると、
     知恵を授かることができるんだって。

     だから、受験生だけでなく、みんなが
     撫でて行くから、ピカピカなんだって。」

(ペン)「そう言えば、ここの『神牛』も、
     ピカピカだよね。
     だけど、ここは、『出雲大社』であって、
     『天満宮』じゃないじゃん。
     一体、どう言う関係があるの?」

(ハム)「そこで!
     やっと、さっき見学して来た、
     『氏社』が、出て来るんだよ。」

(ペン)「げぇ~!
     今までのは、前置きだったのぉ~?」

(ハム)「いやいや。
     必要な、話だったんだよぉ。

     北側の『氏社』には、誰が、
     祀られていたか憶えてる?」

(ペン)「げげ~!
     いきなり、質問かよ。

     えっとねぇ。
     『出雲国造の始祖』!」

(ハム)「お゛お゛~!
     正解なんだけど、名前は?」

(ペン)「『菅原道真』の話しで、忘れちゃったよぉ!」

(ハム)「『天穂日命(あめのほひのみこと)』だよ。

     それでね。
     『菅原道真』は、何と!
     『天穂日命』の、末裔なんだって。

     だから、『出雲大社』と、『菅原道真』は、
     縁深く、つまり、『出雲大社』と、
     『太宰府天満宮』も、縁深いってことに
     なっちゃうの。

     それで、ここに、『神牛』の像が、
     置かれる様になったんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     話が、長過ぎるよぉ。」

(ハム)「だけど、『Wさん』に、
     聞いてくれって言ったじゃん。
     だから、そのまま、話したのにさ。
     じゃぁ、『神馬』の話しは、いいの?」

(ペン)「全くもう!
     折角だから、聞くよぉ。
     だけどぉ、短めに、お願いだよ!」 Img_5520
(ハム)「りょ~かぁ~い!

     まずね。
     『馬の像』はね。
     出雲地方で、『かねうまさん』とも、
     呼ばれているんだって。

     それで、長州藩の、第二代藩主、
     『毛利綱廣(もうりつなひろ)』が、
     『出雲大社』に、寄進したと、
     伝えられているそうだよ。

     『毛利綱廣』は、京の、
     『名越弥七朗(なごしやひちろう)』に、
     製作を依頼したんだって。

     『名越氏』は、『釜師』で、『通称弥七郎』は、
     京都、『三条釜座』の『鋳物師棟梁』として、
     活躍してたそうだよ。

     ただね。
     『名越弥七朗』が、『毛利綱廣』から、
     『馬の像』の、注文を受けた時に、
     妻が『妊娠』していたんだって。」

(ペン)「ん゛?
     それが、どうしたの?
     『妊娠』って、目出度いことじゃぁないの?」

(ハム)「そうなんだけどさぁ。
     『妊娠は』、別に、良いんだよ。
     その後の、『出産』が、問題だったんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     何か、変な感じ。」

(ハム)「それでね。
     古くから、神社では、『出産』は、
     『穢れ(忌まわしく思われる不浄な状態)』と、
     考えられていたんだって。

     だから、『禊』とか、『お祓い』を、するでしょ。

     それで、『名越弥七朗』の妻が、
     出産してしまうと、折角、創った『馬の像』が、
     納められなくなってしまうことに、
     なっちゃうんだって。

     そこで、『名越弥七朗』は、毎夜の様に、

     『どうか、妻の出産が遅れます様に!』

     と、『大国主大神』に、
     お願いし続けたんだって。」

(ペン)「出産を、遅らせるぅ~?
     俺達、ペンギンは、『卵』だから、
     よくは解らないけどさ。

     何だか、赤ちゃんも、お母さんも、大変じゃん!
     とっても、可哀想だよぉ。」

(ハム)「でもね。
     その、祈りの甲斐があって、三か月も、
     出産が遅れたんだって。」

(ペン)「三か月もぉ~!
     お母さんのお腹、破裂しちゃうじゃん!」

(ハム)「本当だよね。

     ただ、その間に、何とか、『馬の像』を、
     完成させて、納めることができたんだって。

     そしてね。
     生まれてきた子供なんだけどさ。
     何事も無く、安産で、とっても、健康で、
     元気な子に、育って行ったんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     きっと、お産婆さんが、凄腕だったんだろうね。」

(ハム)「まぁ、そうかも知れないね。

     それで、『神馬(『馬の像』)』は、
     無事に奉納できたし、子供は、元気に、
     すくすく丈夫に育つし、良いこと尽くめで、
     それで、

     『神馬は、子宝、安産のご利益がある!』

     と、言われる様になったんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     話は、分かったんだけど、何となく、
     こじつけの様な、気もしないでもないよなぁ。」

(ハム)「こらこら!
     本当に、罰が当たるぜ!」

(ペン)「ん゛~。
     だけどさ。

     何となくだけど、『牛』と『馬』のご利益が、
     逆の様な気がしていたんだよ。

     『絵馬』って、あるじゃん。
     あれに、願いを書くんだよね。
     それに、『馬』だから、『学問』とか、
     『スポーツ』だとか、そのご利益は、
     『馬』が、持ってそうに感じてた。

     それとさぁ。
     『牛』の方が、『子宝』っぽくない?

     ハムの話を聞きながら、ずぅ~っと、思ってた。」

(ハム)「確かにねぇ。
     そう感じる気も、分からなくは無いよ。

     でもねぇ。
     ここに、奉納されて、祀られている、
     『神牛』と『神馬』には、それぞれの、
     話が残っているじゃん!

     だから、俺は、その話を、素直に受け入れて、
     疑問を持たない方が、良いと思うんだ。」

(ペン)「う゛~!
     まぁ、そうだよね。

     『Wさん』が、物凄い時間を掛けて、
     お話をしてくれたんだものね。
     『菅原道真』の、お話までしてくれたし。

     『菅原道真』が、『出雲国造』の始祖の末裔かぁ。
     物凄い繋がりがあって、それは、本当に、
     驚いたよ。
     しっかり、憶えておこうっと。」

(ハム)「そうだね。
     『Wさん』が、ストーリー性を持たせて、
     しっかりと、お話ししてくれてたから、
     俺達も、理解ができたのかも知れないね。」

(ペン)「よっしゃぁ!
     次も、ちゃんと、話を聴くどぉ~!」

(ハム)「ほんと?
     本当に、ちゃんと聴いてれる?」

(ペン)「多分・・・。
     まぁ、きっと、だいじょうぶ、だよ!」

(ハム)「・・・・・。」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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