カテゴリー「出雲国造」の6件の記事

2017年7月23日 (日)

『えらいひとなのぉ?』(^^;

(出雲市・米子市 訪問:その58)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【えらいひとなのぉ?】(^^;



(ペン)「あのさぁ。

     つつじの向こうに、像が建ってるんだけどさぁ。
     誰も、みんな、観に行かないんだけどさぁ。

     気にならない?」

(ハム)「え゛っ、どれどれ?

     あぁ、ほんとだ。
     ちょっと待ってね。
     『Wさん』に聞いてみる。」

(ペン)「何か、分かったぁ?」

(ハム)「おいおい!
     早過ぎだよ!

     あのね。
     『千家尊福(せんげたかとみ)』の像だって。」 Img_5549
(ペン)「『千家』って、あの、出雲国造の?」

(ハム)「そうみたい。

     第80代の、出雲国造で、勿論、
     出雲大社の宮司だったんだって。」

(ペン)「へぇ~。

     でもさ。
     出雲国造も、宮司も、歴史的には、一杯沢山、
     居た訳でぇ、その中で、どうして、一人だけ、
     『銅像』になってるの?」

(ハム)「えっとね。

     色々と、功績があったんだって。
     その功績が、多過ぎるから、順番に、
     説明してくれるって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     そうなんだぁ。」

(ハム)「おいおい!

     人に、物事を聞いておいて、
     その態度はないだろ。
     謙虚さが、足りないんだよぉ!」

(ペン)「ごめん、ごめん。
     ちゃんと、聞いているからさぁ。」

(ハム)「まずね。
     『出雲大社教』を、立ち上げた人なんだって。」

(ペン)「そうなんだぁ!
     『千家氏』の、『出雲大社教』は、
     この人が、立ち上げたんだぁ。」

(ハム)「うん。

     精力的に、全国を回って、
     布教活動をしたそうだよ。

     それでね。
     凄いのがさぁ。
     1,884年(明治17年)に、
     『男爵』になってさ。

     1,888年(明治21年)に、
     『伊藤博文』に、推挙されて、
     『元老院議官』になるんだ。

     それから、『貴族院議員』になるんだよ。」

(ペン)「え゛え゛~!

     それって、出雲国造とか、宮司とか、
     全く、関係無いじゃん!」

(ハム)「うん。

     その頃にはさ。
     出雲国造職も、出雲大社教の管長職も、
     後継者に譲っていたんだって。

     だから、国政の方に、専念できたんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     神様を相手にしていたのに、いきなり、
     国民相手に、変わっちゃったのかぁ。

     何となく、よく解からないけど、
     明治時代だもんな。
     解らなくても、当たり前かぁ。」

(ハム)「こらこら。

     明治時代の人達が、いてくれたからこそ、
     今があるんじゃないの?

     それに、『千家尊福』は、静岡県知事だって、
     やっているんだよ。」

(ペン)「え゛え゛~!

     本当にぃ?
     俺達の、静岡県の知事~!
     なんてこったい!」

(ハム)「でしょう。

     だから、話を、よく聞いてって、
     言ってるのさ。

     それでね。
     埼玉県知事・静岡県知事・東京府知事・
     司法大臣・東京鉄道会社社長・
     東京商業会議所特別議員を、
     歴任したんだって。」

(ペン)「げぇ~!

     何だか、凄過ぎない?
     どんだけ、偉い人なの?」

(ハム)「それでね。

     それらの、功績が認められて、
     『勲一等旭日大綬章』が、贈られたんだって。

     そして、『従二位』の、
     官位に叙せられたんだって。」

(ペン)「ぐえぇ~!

     そうなると、何が何だか、よく判らないけど、
     とにかく、偉い人だってことだよね。」

(ハム)「まぁ、偉いか、偉くないかは、別としても、
     日本国にとっては、とっても、
     重要な人物だったんだろうね。」

(ペン)「そっかぁ。

     だから、『銅像』になって、今でも、
     国民を見守っているんだね。」

(ハム)「まぁ、それは、拡大解釈かも知れないけど、
     そうかも知れないね。

     ところでさぁ。

      『♪年の始めの 例(ためし)とて

        終りなき世の めでたさを

        松竹たてて 門ごとに

        祝(いお)う今日こそ 楽しけれ』

     って歌、知ってる?」

(ペン)「あ゛~、知ってる!

     『紅白歌合戦』の、終わりの歌だろ。」

(ハム)「うん。
     そうそう!

     それで、その歌の題名は?」

(ペン)「え゛っ?

     だからさぁ。
     『紅白歌合戦』の、終わりの・・・。

     げぇ~。
     違うのぉ?」

(ハム)「そうなんだ。
     違うんだよ。

     『一月一日』と言う、唱歌なんだよ。」

(ペン)「あちゃ~。
     ひょっとして、もしかして!」

(ハム)「そう。

     『千家尊福』が、作詞したんだよ。

     それに、みんな、一番しか歌わないけど、
     二番も、ちゃんとあるんだよ。」

(ペン)「何てこったい。
     やっぱり、銅像になるくらいの人は、
     全然、違うんだなぁ。」

(ハム)「ちなみに、二番はねぇ。

      『♪初日の光 さし出でて
 
        四方(よも)に輝く 今朝の空

        君がみかげに 比(たぐ)えつつ

        仰ぎ見るこそ 尊とけれ』

     なんだってさ。

     その歌碑は、『神楽殿』の裏にあるんだって。」

(ペン)「ふぇ~。

     凄過ぎ。
     甘く見過ぎていた。

     今度、『紅白歌合戦』を観たら、
     この『銅像』のことを、一発で、
     想い出しそうだしそうだよ。」

(ハム)「そうかい?

     まぁ、強烈な印象で、記憶に残ったみたいで、
     良かったんじゃぁないの?」

(ペン)「あのねぇ。

     もしこれで、夢に出て来たリ、うなされたら、
     ハムのせいだからな!」

(ハム)「おいおい。

     人のせいにするのかよぉ。
     まぁ、わかったよ。
     それでも良いよ。
     りょぉ~かぁ~い!」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月13日 (木)

『キューピッド?』(^-^)/

(出雲市・米子市 訪問:その51)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【キューピッド?】(^-^)/


(ハム)「無いんだって!」

(ペン)「なにがぁ?」

(ハム)「写真!」

(ペン)「え゛っ!
     写ってなかったの?」

(ハム)「いや、そうじゃない。」

(ペン)「じゃぁ、消しちゃったのぉ?」

(ハム)「いいや、そうでもない。」

(ペン)「だったらさぁ。
     一体、何なのさぁ?」

(ハム)「撮らなかったんだって。」

(ペン)「何を?」

(ハム)「『絵馬』と、『おみくじ』。」

(ペン)「なぁ~んだ。
     もっと、大事なものかと思った。

     重要文化財とかさ。
     お宝とかさ。」

(ハム)「なぁ~んだ、とは、なんだ!

     それに、匹敵するぐらい、珍しいんだぞぉ~!」

(ペン)「分かったよぉ!

     じゃぁさ。
     その『絵馬』とか、『おみくじ』は、
     どこにあるの?」 Img_5533
(ハム)「もう、通り過ぎた。
     『御朱印』を頂く場所と、一緒のところ!」

(ペン)「え゛え゛~!

     じゃぁさ。
     『きゃさりん副長。』が、
     撮影し忘れたってことぉ?」

(ハム)「だからぁ、わざと、撮らなかったんだって!」

(ペン)「わざとぉ?
     一体、どうしてなのさ?」

(ハム)「『絵馬』が、ハート型だったんだって。

     それで、奉納されている『絵馬』を
     観ていたら、『愛してる!』とか、
     『幸せになろうね』とか、
     『一生大事にする』とか、
     『ずっと一緒にいようね』とか、
     そんなことばかり書かれて
     いたんだって。」

(ペン)「へぇ~。

     だけどさ。

     それは、当たり前のこと、なんじゃないのぉ?
     『縁結びの神様』なんだもん。」

(ハム)「あぁ、確かに。

     それで、『きゃさりん副長。』は、最初は、
     本人達の名前が書かれている、その様な絵馬を、
     写真に収めるのは、憚れると、
     躊躇してたんだけど、絵馬に書かれている
     文字を読んでいる内に、段々と、
     イラついてきて、結局、写真を撮るのを
     止めちゃったんだって!」

(ペン)「げぇ~!
     『きゃさりん副長。』が、
     イラついちゃったのぉ?
     随分と、珍しいじゃん。」

(ハム)「それでね。

     絵馬を売っている横に、おみくじが、
     あったんだって。

     それが、2種類、あったんだって。

     一つは、『恋みくじ』なんだって。
     恋愛を占うおみくじで、和紙でできた、
     女の子の人形が、一緒に、
     入っているんだって。

     その人形を持ち続けて、恋の行方を、
     見守って貰うんだって。

     でもまぁ、それは、特に、
     気にならなかったんだって。」

(ペン)「だったら、別に、イラつかなくっても、
     良かったじゃん。」

(ハム)「でもね。

     もう一つのおみくじは、『みくじ矢』
     って言う、おみくじだったんだって。

     普通の、『吉凶』を、
     占うおみくじなんだけどさ。

     おみくじの中心に、矢が通っているのね。
     それを観ていたら、またまた、
     イラついちゃったんだって。」

(ペン)「ん゛~もう!
     一体、何だって言うのさぁ?」

(ハム)「だって、『ハートの絵馬』に、
     『矢のおみくじ』だよ。
     何か、連想できない?」

(ペン)「そっかぁ。
     キューピッドかぁ!」

(ハム)「それでね。

     『きゃさりん副長。』は、

      『私には、関係無い! もういいや!』

     って、げんなりしちゃったんだって。

     だから、写真は、
     何も撮らなかったんだって。」

(ペン)「そっかぁ。
     『きゃさりん副長。』も、一応は、
     独身の女性だもんな。

     まぁ、何となくだけど、気持ちは分かるよ。
     そりゃぁ、気落ちするかもね。

     おっとぉ!
     『Wさん』が、何か言ってるよ。」

(ハム)「んとね。
     『みくじ矢』のことみたい。

     小さい矢は、魔除けとされているんだって。
     それで、持ち帰って、神棚に、
     祀って欲しいって。

     みんな、『矢』を、おみくじと一緒に、
     結んじゃって、ここに置いて
     行っちゃってるけど、それは、
     勿体無いってさ。」

(ペン)「なるほどねぇ。
     確かに、勿体無いよねぇ。

     折角、魔除けを、頂いているんだからさ。

     そうそう!

     そう言うの、おデブ隊長、
     大好きじゃなかったっけ?」

(ハム)「うん。

     今、おデブ隊長が、『きゃさりん副長。』に、
     『みくじ矢』を、買って来て
     欲しいって頼んでる。

     だけど、『きゃさりん副長。』が、強硬に、
     拒絶している。

     多分、駄目だろうなぁ。」

(ペン)「あぁ、俺も、そう思う。

     『きゃさりん副長。』、ああ観得て、
     かなり頑固だもんなぁ。

     まぁ、おデブ隊長にとっては、
     『きゃさりん副長。』自体が、
     魔除けみたいなものだから、
     大丈夫じゃないのぉ?」

(ハム)「そうだね。

     俺達にとっても、『きゃさりん副長。』が、
     魔除けをしてくれているのかもね!

     だから、『みくじ矢』が無くっても、
     きっと、大丈夫さ!」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月12日 (水)

『やつあし? たこあし? よつあし?』(^^;

(出雲市・米子市 訪問:その50)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【やつあし? たこあし? よつあし?】(^^;


(ハム)「一番、古いんだって!」

(ペン)「え゛~。
     なにがぁ?」 Img_5528
(ハム)「今、目の前に観得てる、『門』のことだよ。

     出雲大社の、神域内の建築物の中では、
     最も古いんだって。
     それで、島根県の文化財に、
     指定されているんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなんだぁ。」

(ハム)「おいおい!
     何だか、気が乗ってないなぁ。」

(ペン)「だってぇ、出雲大社の本殿や、脇宮とか、
     摂社と比べると、迫力が無いと言うかぁ、
     派手さが無いと、言うかさぁ。」

(ハム)「こらこら。

     さっき、『Wさん』が、

      『是非、観ておいてもらいたいものがある。』

     って、言ってたじゃん。

     それが、この『門』なんだよ。」

(ペン)「それはさぁ。
     確かに、覚えているけどさぁ。
     ところで、この門の名前は、何て言うのぉ?」

(ハム)「えっとね。
     『北島国造家四脚門
      (きたじまこくぞうけしきゃくもん)』
     だって。

     もしくは、『四脚門(よつあしもん)』と、
     呼んでもいいんだって。」

(ペン)「ん゛~?
     あれぇ~?
     どこかで、聞いたような気がするぅ。」

(ハム)「出雲大社の、ご本殿の前だよぉ!」

(ペン)「あ゛っ!
     思い出した!

     『八足門(やつあしもん)』だぁ!

     ん゛?

     でもぉ、字が、違う様な気がする。」

(ハム)「それはね。

     『八足門』を、
     『八脚門(はっきゃくもん)』とも、
     呼ぶからだよ。

     それでね。
     門の造りなんだけど、門の上の、
     大屋根を支える主柱(おもばしら)を
     主として、控え柱が付くんだって。

     だから、八脚の場合は、主柱が、4本あって、
     控え柱が、その前後に、2本ずつで、
     8本、あるんだよ。

     そして、四脚の場合は、主柱が、2本で、
     控え柱が、4本、なんだよ。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     そうするとさ。
     実際は、八脚でも、それよりも、柱の数は、
     多いんだ。

     俺は、蛸の足の数と、同じかと思ってたよ。

     そうすると、四脚じゃぁ、蛸の足の数には、
     足りないってことかぁ。」

(ハム)「おいおい。
     そう言う覚え方をするから、
     間違えちゃうんだよぉ。

     それでね。
     この『四脚門』は、移築されたんだって。

     江戸時代初期なんだけど、
     『北島国造家の屋敷』は、出雲大社の、
     ご本殿の、後ろ側にあったんだって。

     だけど、境内を広げるために、
     『北島国造家の屋敷』が、現在の場所に、
     移されたんだって。

     ただ、ご本殿の裏側に、北島国造家の屋敷の
     門と、屋敷への出入り口の門と、
     二つの門があったんだって。

     そこで、『北島国造家の屋敷』が移された時に、
     その二つの門のうち、一つだけが、
     移されたんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     そうなんだ。

     でもさぁ。
     折角だから、二つとも、移しちゃえば、
     良かったんじゃない?」

(ハム)「まぁ、そうかも知れないけど、色々と、
     都合があったんじゃないの。

     屋敷の、敷地面積の関係とかさぁ。

     実際に、この『四脚門』は、よく観てみると、
     結構、デカいぜ。

     屋根も、随分と、立派だし。」

(ペン)「確かにねぇ。
     そう言われてみれば、そうかも。

     それに、同じ様な『門』が、二つあっても、
     しょうがないかぁ。

     お城じゃないんだもね。」

(ハム)「おや?
     『Wさん』が、上を観て欲しいって。

     一番手前に、『冠木(かぶき)』って言う、
     太い横木があるんだけど、その上に、
     八の字の様な、『蟇股(かえるまた)』が
     あるんだって。

     その『蟇股』の中に、『出雲大社の神紋』が、
     彫られているんだって。」

(ペン)「おぉ~!
     みっけ!
     あの、ご本殿の裏側に、
     九つ、あったやつだね。」 Img_5529
(ハム)「そうそう!

     それとね。
     その奥に、『欄間(らんま)』があって、
     今、観ている方には、『鯉』が、
     彫られているんだって。

     それで、『鯉』=『恋』で、
     拝んでいく人も多いって、言ってるよ。」

(ペン)「へぇ~。
     随分と、洒落っ気が、多いよねぇ。」 Img_5530
(ハム)「それでね。
     反対側には、『龍』の彫刻があるんだって。

     その彫刻なんだけど、
     『出雲大社 最古の彫刻』と、
     言われているんだって。

     だから、『四脚門』は、結構、見所があって、
     『Wさん』は、どうしても、
     案内しておきたかったんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     おデブ隊長、そう言う、目立たないって言うか、
     細かいところが、結構、好きだもんな。

     『Wさん』は、おデブ隊長の、好みを、
     もう、把握しちゃってんじゃないの。」

(ハム)「そうかも知れないね。

     それで、この先は、段差があるから、
     車椅子では、行けないんだって。」 Img_5531
(ペン)「じゃぁ、どうするのさ。」

(ハム)「『きゃさりん副長。』と、俺達で、
     行くしかないだろうね。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     それで、どこに行くのぉ?」 Img_5532
(ハム)「『御三社』!」

(ペン)「げぇ~!

     あの、『荒神』さんのところに行くのぉ?
     俺は、嫌だね。
     だって、怖いんだもん。」

(ハム)「おんやぁ。
     そんなこと、言ってもいいのかなぁ。
     本当に、天罰が下るかも知れないぜ。」

(ペン)「分かったよぉ。
     行くよ。
     行けばいいんでしょ!」

(ハム)「そうそう。
     ちゃんと、しっかり、拝んでいこうね。」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月11日 (火)

『綺麗! 静か! 穴場かも?』(^-^)/

(出雲市・米子市 訪問:その49)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【綺麗! 静か! 穴場かも?】(^-^)/


(ペン)「わぁ~!
     花嫁さんだぁ~!
     綺麗だにゃぁ~!」

(ハム)「ほんとだ!

     ここには、観光客の人は、殆ど、
     いないみたいだね。

     静かだし、結婚式には、かなり、
     向いているかもね。」 Img_5525
(ペン)「そうだよね。

     『出雲大社』は、超~、激混みだったけど、
     ここは、ほんと、落ち着いているね。

     人混みに、揉みくちゃにされず、
     気持ち的にも、かなり、楽だにゃぁ~。

     とっても、良い気分!

     ところで、『きゃさりん副長。』はぁ?」

(ハム)「今、『御朱印』を、頂いているところ。
     ここでは、二つ、頂けるんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなんだ。」

(ハム)「えっとね。
     押印が、二つあるんだって。
     『出雲国造館』と、『天神社』なんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     そうなんだ。
     だけど、どうして、そんなにあるの?」

(ハム)「ちょっと待って!
     『きゃさりん副長。』が、戻って来たから。
     それじゃぁ、『Wさん』に、尋ねてみようよ。」

(ペン)「りょ~かぁ~い!」

(ハム)「げげっ!」

(ペン)「どうしたのさ?」

(ハム)「『Wさん』の話だと、何ともまぁ、
     元の『北島国造館』は、明治5年の正月に、
     家屋敷の大部分を、火事で、
     失ってしまったんだって!

     それで、言い方は悪いんだけど、敷地内が、
     こんなにも、整然としていて、庭も綺麗なのは、
     火事のせいで、この様な造りにした
     からじゃないかって。

     ただね。
     『四脚門』と『大門』、それから、
     『土蔵』・『文庫』は、遺ったんだって。

     そのお陰で、『北島国造家伝来の古文書』と、
     『家宝』は、しっかりと、
     遺っているんだって。」

(ペン)「ひょぇ~!
     超~、危なかったじゃん!」

(ハム)「それでね。

     これから、案内するけど、庭の奥に、
    『竜寅の池』が、あるんだって。

     それとね。
     『亀の尾の滝』と呼ばれている滝があって、
     『心字池』と呼ばれている池に、
     流れ込んでいるんだって。

     それで、『心字池』の周りには、『天神社』・
     『天満宮』・『天穂日命社』・『荒神社』・
     『稲荷社』が、それぞれ、祀らているんだって。

     だからね。
     『御朱印』が、二つ、あるんだって。」

(ペン)「へぇ~、と言うかぁ、解かった様な、
     解からない様な、またまた、難しく
     なっちゃうんじゃないのぉ?」

(ハム)「まぁまぁ。
     折角だから、説明を聴こうよ。

     でも、時間が足りなくなると困るから、
     大まかに、簡単に、『Wさん』が、
     説明をしてくれるそうだよ。

     ただし、池の向こうの、祠の場所までは、
     おデブ隊長は、行けないだろうから、
     ここで、説明するって。」

(ペン)「ほんとぉ~?
     だいじょうぶぅ?
     ながくならなぁ~い?」

(ハム)「大丈夫だよぉ!

     まずね、『天神社』だけど、
     『少名毘古那神(すくなひこなのかみ)』が、
     祀らているんだって。

     『心字池』の、向かって、左側にある、
     小さな祠が、そうなんだって。

     それでね。
     『少名毘古那神』は、『大国主大神』の、
     国造りの際に、『大国主大神』を、
     手伝いながら、医療も担当したんだって。

     疲れ果てた、『大国主大神』の身体を、
     癒したり、人々の健康の面倒を、
     看たりしたんだって。

     それで、『医療の神様』と、
     言われているんだって。

     それとね。
     『少名毘古那神』が、伊予で、病気に
     なっちゃった時に、『大国主大神』が、
     別府の湯を、道後まで引いたんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     『医療の神様』なのに、病気に
     なっちゃったのぉ。」

(ハム)「そうなんだよ。

     実は、『少名毘古那神』は、手の平に
     乗るぐらいの、小さな神様だったんだって。
     だから、身体が、強かったと言う訳では
     ないみたい。

     それでね。
     道後の湯に浸かって、『少名毘古那神』は、
     元気になったんだって。

     それで、温泉で、体調が回復したことから、
     『温泉の神様』とも、言われる様に
     なったんだって。

     それが、後々の、『湯治』にも、
     繋がるんだって。」

(ペン)「『医療』と、『温泉』かぁ。
     まぁ、確かに、繋がりはあるかもね。」

(ハム)「それからね。
     『神功皇后』の歌に、『少名毘古那神』が、
     出て来るんだって。

     それは、『少名毘古那神』が、醸造したお酒に、
     関係があるんだって。

     それで、『少名毘古那神』は、
     『酒造りの神様』でもあるんだって。

     だから、ビール工場や、お酒の醸造工場、
     酒造会社や、蔵元などでは、
     『少名毘古那神』を、お祀りしているんだって。」

(ペン)「ひょぇ~!

     『医療』に、『温泉』に、『酒造り』!
     何だか、物凄く、器用そうな神様だよね。

     そっかぁ。
     お酒は、『百薬の長』って言うし。

     おデブ隊長には、『毒』みたいだけど。」

(ハム)「そうだね。

     それでさぁ。
     一つ、逸話があってさぁ。

     なんでも、『少名毘古那神』は、
     『一寸法師』の、モデルになったって話だよ。」

(ペン)「げぇ~!
     あの、『お椀の船に、橋の櫂』のぉ?
     全く、知らなかったよぉ。」

(ハム)「俺もさ。

     知らないことが、多過ぎだね。

     それで、次は、『天満宮』なんだけど、
     『心字池』を挟んで、『天神社』の反対側に、
     祠があるんだって。

     そこはもう、誰が祀られているか、
     解かるよねぇ。」

(ペン)「勿論さ!
     『菅原道真』さ!
     忘れるもんかい!」

(ハム)「お゛お゛~!
     流石に、そこは、外さなかったよねぇ。

     あとね。
     『天穂日命社』・『荒神社』・『稲荷社』が、
     あるんだけど、それは、『御三社』と言って、
     『四脚門(しきゃくもん)』の、
     奥に祀らているんだって。

     そこは、後から観に行くって。

     でも、一応、説明をしておくって。

     三つの祠が、並ぶような形になっているん
     だけど、真ん中が、
     『天穂日命社(あめのほひのみことしゃ)』
     なんだって。

     勿論、誰が祀られているか、解かっているよね。」

(ペン)「なんだかなぁ~!
     試されている様で、嫌ぁ~な、感じ!

     読んで字の如く、
     『天穂日命(あめのほひのみこと)』だよ!

     出雲国造の、始祖だよ!」

(ハム)「はい!
     ご名答~!

     じゃぁ、次に行くよ。
     左側は、『稲荷社』なんだって。

     それでねぇ。
     ちょっと、思い出して欲しいことが
     あるんだって。」

(ペン)「え゛っ!
     な゛に゛?」

(ハム)「『釜社』の、ことなんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     そんなところかよぉ~!

     随分と、最初の方だったじゃん!
     正直、忘れちゃったよぉ!」

(ハム)「だろうね。

     『Wさん』も、『忘れたでしょう!』って、
     言ってるぐらいだから。
     少しずつ、話すから、思い出してくれれば
     良いって。

     『稲荷社』の、ご祭神は
     『宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)』
     だよね、って。

     『釜社』の、ご祭神と同じだよね、って。

     それで、『宇迦之御霊神』は、
     神宮(伊勢)の外宮の、
     『豊受大御神(とようけおおみかみ)』と、
     御同体の神様だよね、って。

     どうかなぁ。
     思い出した?」

(ペン)「お゛お゛~!
     蘇ったどぉ~!

     それでさ。
     『宇迦之御霊神』は、『お稲荷さん』で、
     超~、有名な、京都の、『伏見稲荷大社』の、
     『稲荷大神(いなりのおおかみ・
      いなりたいしん)』のことも指すんだよね。

     それで、食物を司る神様で、全国にある
     稲荷社のご祭神で、『五穀豊穣』を感謝して、
     次の年の『五穀豊穣』を、お祈りする神様
     だったよね。」

(ハム)「お゛~!
     完璧!
     凄いじゃん!」

(ペン)「へっへっ~!
     どんなもんだい!」

(ハム)「ただ、次の、右側の
     『荒神社(こうじんしゃ)』は、
     初めてだろうから、『Wさん』が、
     説明してくれるって。」

(ペン)「お゛~、助かったぜ。」 Img_5527
(ハム)「えっとね。
     『荒神社』は、
     『三宝荒神(さんぽうこうじん)』が、
     祀られているんだって。

     『三宝荒神』は、台所の神様として
     有名なんだけど、実は、佛教の中の、
     『仏神』なんだって!

     仏教が、日本に伝来し、神道と、仏教が、
     混淆して、一つの信仰体系として、
     再構成(習合)された宗教現象から、
     『神仏』が、生まれたんだって。

     『神仏習合(しんぶつしゅうごう)』とか、
     『神仏混淆(しんぶつこんこう)』とも、
     言うんだって。

     それでね。
     『役小角(えんのおづの)』が、
     山々で修行を重ねて、吉野の、金峰山で、
     『金剛蔵王大権現』を、感じ取るんだって。

     それで、修験道の基礎を築き、
     『役小角(えんのおづの)』が、修験道の、
     開祖とされているんだって。

     『金剛蔵王大権現』は、山嶽仏教の、
     修験道の、ご本尊なんだけど、
     『役小角(えんのおづの)』は、『荒神』を、
     修験道の守護神として、崇めたんだって。

     そうして、『荒神信仰』が、全国に、
     広まっていったんだって。」

(ペン)「ちょっと待ってよぉ!
     何だか、よく解らないよぉ。」

(ハム)「そっかぁ?

     要はね。
     山岳信仰を、仏教に取り入れて、その修行を、
     修験道と呼んで、それの修行を、実践する人を、
     修験者とか、山伏って呼んだんだ。

     そして、『荒神』を、修験道の守護神と
     したので、それで、神様と、仏様が、
     結びついてしまった、と言う訳。

     と言うことで、次、行っても良い?」

(ペン)「ん゛~。
     よく解かんないけど、まぁ、いいや。」

(ハム)「それでね。

     『三宝』はね。
     佛教の、宝物なんだ。

     『仏法僧』って、言われているんだけど、
     仏教で、最も尊いものを、
     宝に例えたものなんだって。

     1.仏 = 仏様

     2.法 = 教え

     3.僧 = お釈迦様の教えを守る人達

     と、解釈されているんだって。

     それを、護っているのが、『荒神』なんだって。

     だから、三つの宝を護ると言うことで、
     『荒神社』には、
     『三宝荒神(さんぽうこうじん)』が、
     祀られているんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     今まで、神道の学習をして来たのに、いきなり、
     仏教が入って来るんだもんなぁ。

     これじゃぁ、訳が解んなくなっちゃうに、
     決まってんじゃん!

     でもさ。
     その、『神仏習合』の時には、
     その時代の人々は、みんな、訳が、解らなく、
     ならなかったのかなぁ。

     超~、ふ・し・ぎ!」

(ハム)「本当にそうだよね。
     不思議だよね。

     おっと、ちょっと待って!
     『Wさん』が、何か言ってる。

     えっとねぇ。
     『荒神』さんのことなら、
     『兵庫県宝塚市』の、『清荒神清澄寺』に、
     行ってみると、良いらしいよ。」

(ペン)「げぇ~!
     それは、またの機会にしようよぉ。
     今は、頭の中には、何も入らないよぉ。」

(ハム)「勿論だよ。
     『Wさん』は、将来的なことを
     言ってくれたんだよ。」

(ペン)「それならばいいよ。
     あ゛~、良かった。」

(ハム)「だけどもね。

     『荒神』さんは、修験道との関係から、
     『霊験あらたか』って、言われているんだけど、
     『台所の神様』であるとともに、
     『火の神』、『竈の神』でもあるんだって。

     だから、怒らせたら、物凄い、
     天罰が下るんだってよ。

     『荒神』さんのことを、学習しないなんて、
     粗末なことを言ったら、ひょっとしたら、
     天罰が下っちゃうかも知れないよ。」

(ペン)「ぎょぇぇ~!

     分かったよぉ。

     『荒神』さんのことも、学習するからさぁ。

     勘弁してよ、もう!」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月 7日 (金)

『匂いの、正体!(その1)』(^-^)/ 

(出雲市・米子市 訪問:その45)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【匂いの、正体!(その1)】(^-^)/


(ハム)「『荒垣』の外に、出ちゃったね。」

(ペン)「次は、どこに行くのかなぁ。」

(ハム)「東に向かっているから、多分、
     『北島国造館』に、向かっているんだと思う。」

(ペン)「それってさぁ。
     二つに分かれてしまった、国造家の、
     もう一つの方だよね。」

(ハム)「うん!
     その通り!」

(ペン)「あんれぇ~?
     今、川を渡らなかったぁ?」

(ハム)「うん。
     渡ったよ。
     最初の、『神楽殿』から、
     『荒垣』内に入る時も、川を渡ったじゃん!」

(ペン)「げげっ!
     覚えてないよぉ。」

(ハム)「全くもう、しょうがないなぁ。

     『出雲大社』は、西側を流れる、
     『素鵞川(そががわ)』と、東側を流れる、
     『吉野川(熊野川)』に、挟まれているんだって。

     西側の『素鵞川』を、渡った時に、
     『祓橋』を、渡って来たでしょ。」

(ペン)「ぎょぇ~!
     そうだったっけぇ?」

(ハム)「全く、もう!

     それでね。
     『出雲大社』の、ご神域が、その川によって、
     護られているんだって。

     古来から、水は、生命力の象徴だったんだって。
     だから、二つの川に囲まれた場所は、
     生気に満ちている清らかな場所と、
     考えられているんだって。

     それからね。
     神社の、傍を流れる川は、
     『龍神の住処(すみか)』とも
     言われているんだって。

     だから、『出雲大社』は、『龍神』と、
     堀の役割を果たす二つの川と、
     三つの『垣』によって、その神域が、
     護られていることになるんだって。」

(ペン)「凄いなぁ~!
     そんなにも、厳重に、護られているんだぁ。

     だけどさぁ。
     俺達は、その神域から、出て来ちゃった
     訳でしょ。
     これから、大丈夫かなぁ。」

(ハム)「何を言ってるんだい。
     きちんと、参拝を済ませたし、
     『大国主大神』が、守ってくれているよ。」

(ペン)「そうだよね。
     あぁ~、良かったぁ。

     ところでさぁ。
     『きゃさりん副長。』は、
     どこに行っちゃったのぉ?」

(ハム)「なんでも、『北島国造館』の、
     入り口の『大門』のところが、
     石造りの階段なんだって。

     それも、かなりの急勾配で、
     手摺りも無いんだって。

     だから、おデブ隊長は、そこからは、
     入ることができないので、
     『きゃさりん副長。』に、『北島国造館』へ、
     先に行ってもらって、参拝を済ませて、
     御朱印を頂戴する様に、
     してもらったんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなんだぁ。
     それで、俺達は、どうすんのぉ?」

(ハム)「『Wさん』の話だと、『北島国造館』の敷地の、
     東側に、おっきな駐車場があるんだって。
     そこからなら、車椅子でも入って行けるから、
     そっちに迂回するんだって。」

(ペン)「なぁるほどぉ。
     だから、『きゃさりん副長。』に、
     先に行ってもらったんだ。
     納得!」

(ハム)「俺達も、早いとこ、『きゃさりん副長。』に、
     合流できると良いよね。」

(ペン)「ところでさぁ。

     あのね。
     さっきからさぁ。
     『Wさん』と、おデブ隊長がさぁ。
     ずっと、話し続けているけどぉ、気にならない?

     神様の話しでもないし、何か、全く別の話しだよ。
     俺は、何だか、匂って来たぜ!」

(ハム)「またそれかい?
     でも、確かに、盛り上がっているよね。
     何の話しだろうね。」

(ペン)「だろう~!
     気になるだろぉ~!
     ちょっと、ハムの耳でさぁ。
     盗み聞きしてみてよぉ。」

(ハム)「え゛~!
     あんまり気が進まないなぁ。
     ちょっとだけだよぉ。」

(ペン)「えへへ!
     愉しみ、愉しみ!」

(ハム)「えっとねぇ。
     自衛隊の話しみたい。
     生徒が、何とかって言ってるよ。」

(ペン)「せいとぉ~?
     今、流行の、『JK』の、話かなぁ。」

(ハム)「いいや!
     全く違う!
     『航空自衛隊生徒』って、言ってる!」

(ペン)「それって、おデブ隊長のことだろ。」

(ハム)「いいや!
     それも、全く違う!
     おデブ隊長は、『陸上自衛隊生徒』だよ!」

(ペン)「げげぇ~!
     じゃぁさ。
     するってぇとさぁ。」

(ハム)「あぁ、そうだよ。
     『Wさん』のことみたい。

     だからぁ、二人とも、同じ、
     『自衛隊生徒』出身って、ことなんだよぉ。」

(ペン)「え゛?
     それってぇ。
     凄いことなの?」

(ハム)「あぁ、『超~、縁結び』って、
     ことみたいだよ。」

(ペン)「え゛~、えんむすびぃ~?
     『Wさん』と、おデブ隊長のぉ?
     一体、どう言うことなのぉ?」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月 5日 (水)

『兎、だけじゃぁない!』(^-^)/ 

(出雲市・米子市 訪問:その43)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【兎、だけじゃぁない!】(^-^)/


(ペン)「おんやぁ~?
     『牛』だぜ!
     結構、デカいぜ!」 Img_5518
(ハム)「うん。
     向こうには、『馬』もいる。
     『出雲大社』は、『兎』だけじゃぁないんだ。」

(ペン)「と言ってもさぁ。
     ここは、『Wさん』に、聞いてみないと、
     何も解からなくない?」

(ハム)「うん。
     そうだね。
     早速、聞いてみるよ。

     え~とぉ。

     まずね。
     『牛と馬』は、『神様の乗り物』や、
     『神様の使い』と、考えられているんだって。

     それで、境内の入り口の、
     『銅の鳥居(四の鳥居)』の横に、
     小屋を用意して、そこに、お祀りされて
     いるんだって。

     それから、『神様の乗り物』である、
     『牛』は、『神牛(しんぎゅう)』。
     『馬』は、『神馬(しんめ)』と、
     言われているんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     神様の、乗り物なんだ。

     そりゃそうだよな。
     このくらい、体が大きくなきゃ、
     乗り物の役目は果たせないもんな。」

(ハム)「でもね。
     『出雲大社』では、ここの『牛』と『馬』は、
     『神様の乗り物』じゃぁないんだって。

     『神牛』は、学力向上のご利益。
     『神馬』は、子宝、安産の御利益。

     が、あるんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなのぉ。」

(ハム)「それでね。
     『神牛』と、『神馬』が、祀られている理由は、
     それぞれ、別々に、あるんだって。

     まず、『神牛』だけど、
     『菅原道真(すがわらのみちざね)』って、
     知ってる?」

(ペン)「知ってるさぁ。
     学問の神様だろ。」

(ハム)「うん。
     そうなんだけどさ。
     その、神様になる前は?」

(ペン)「えっとねぇ。
     京から、追放されちゃうんだよな。
     それで、九州で、死んじゃうんだよね。
     だから、何なの?」

(ハム)「『菅原道真』は、『牛』と、とっても、
     縁深いんだって。

     まず、生まれた年が、『丑年(うしどし)』で、
     『牛に助けられた』とか、逸話も多いんだって。

     それでね。
     『菅原道真』が、死ぬ前に、
     『遺言』を遺したんだって。」

(ペン)「『遺言』?
     遺産相続とか、そんな感じのもの?」

(ハム)「おいおい!
     朝廷の、とっても偉かった人が、
     そんなケチなことは、言わないでしょ。

     えっとね。

     『自分が死んだら、遺体を牛車に乗せて、
      その行き先は、牛に任せよ。
      その牛車の牛が、立ち止まったところに、
      埋葬して欲しい。』

     と言う様な、内容だったんだって。

     それで、門弟の、
     『味酒安行(うまさけやすゆき)』が、
     その通りに、遺体を牛車に乗せて、
     運んでいたら、牛が、遺体を運んでいる途中で、
     伏せて動かなくなっちゃたんだって。

     だから、その場所に、埋葬されたんだって。
     その場所が、『太宰府天満宮』って、
     ことなんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     『牛』に、埋葬場所を、
     選んで貰たってことなんだ。
     それは、確かに、縁深いよね。」

(ハム)「だけど、その埋葬された場所は、初めは、
     『太宰府天満宮』とは、呼ばれては
     いなかったんだって。」

(ペン)「え゛?
     違ったのぉ?」

(ハム)「そうなんだよ。
     それで、『菅原道真』が、亡くなった後の、
     京のことは、憶えてる?」

(ペン)「えっとぉ?
     何だっけ?」

(ハム)「疫病と変死、それに、天変地異だよぉ。」

(ペン)「あ゛~、確か、そんな感じだった。
     関係者が、次々と、死んじゃうんだろ。
     それに、雷が落ちて、建物が、
     焼けちゃうんだよね。
     死人も、一杯、出ちゃうんだよね。」

(ハム)「そうそう!

     それで、京の人々は、『道真の祟りだ!』とか、
     『道真の怨霊だ!』とか言って、
     大騒ぎになっちゃうんだよ。

     特に、落雷は、『菅原道真』と、『雷神』が、
     結び付けられたんだって。

     そこで、『火雷神』が、祀られていた、
     京都の北野に、『北野天満宮』を建てて、
     『道真の祟り』を、鎮めようとしたんだって。

     だけど、効果は、殆ど無くて、その後も、
     災害が起きる度に、『道真の祟り』として、
     とっても、恐れられたんだって。

     それが、その後の、祟り封じの『天神様』の
     信仰に、繋がって行くんだって。

     『天神様』だけど、『菅原道真』が、
     とっても優れた、『学者』・『詩人』
     だったので、『学問の神』と、称される様に、
     なったんだって。」

(ペン)「それで、ここの『牛』と、
     どう繋がっていくのぉ?」 Img_5519 (ハム)「えっとね。
     『菅原道真』は、のちに、
     『天満大自在天神
      (てんまだいじざいてんじん)』
     として、その御霊が、神格化されるんだって。

     そして、『北野天満宮』と並んで、
     『太宰府天満宮』は、全国の天満宮の
     総本社とされ、『学問の神様』・
     『至誠の神様』・『厄除けの神様』として、
     多くの信仰を集めているんだって。

     それでね。
     『太宰府天満宮』には、表参道の突き当たりに、
     『御神牛』の像が、置かれているんだって。

     その『御神牛』なんだけど、その頭を撫でると、
     知恵を授かることができるんだって。

     だから、受験生だけでなく、みんなが
     撫でて行くから、ピカピカなんだって。」

(ペン)「そう言えば、ここの『神牛』も、
     ピカピカだよね。
     だけど、ここは、『出雲大社』であって、
     『天満宮』じゃないじゃん。
     一体、どう言う関係があるの?」

(ハム)「そこで!
     やっと、さっき見学して来た、
     『氏社』が、出て来るんだよ。」

(ペン)「げぇ~!
     今までのは、前置きだったのぉ~?」

(ハム)「いやいや。
     必要な、話だったんだよぉ。

     北側の『氏社』には、誰が、
     祀られていたか憶えてる?」

(ペン)「げげ~!
     いきなり、質問かよ。

     えっとねぇ。
     『出雲国造の始祖』!」

(ハム)「お゛お゛~!
     正解なんだけど、名前は?」

(ペン)「『菅原道真』の話しで、忘れちゃったよぉ!」

(ハム)「『天穂日命(あめのほひのみこと)』だよ。

     それでね。
     『菅原道真』は、何と!
     『天穂日命』の、末裔なんだって。

     だから、『出雲大社』と、『菅原道真』は、
     縁深く、つまり、『出雲大社』と、
     『太宰府天満宮』も、縁深いってことに
     なっちゃうの。

     それで、ここに、『神牛』の像が、
     置かれる様になったんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     話が、長過ぎるよぉ。」

(ハム)「だけど、『Wさん』に、
     聞いてくれって言ったじゃん。
     だから、そのまま、話したのにさ。
     じゃぁ、『神馬』の話しは、いいの?」

(ペン)「全くもう!
     折角だから、聞くよぉ。
     だけどぉ、短めに、お願いだよ!」 Img_5520
(ハム)「りょ~かぁ~い!

     まずね。
     『馬の像』はね。
     出雲地方で、『かねうまさん』とも、
     呼ばれているんだって。

     それで、長州藩の、第二代藩主、
     『毛利綱廣(もうりつなひろ)』が、
     『出雲大社』に、寄進したと、
     伝えられているそうだよ。

     『毛利綱廣』は、京の、
     『名越弥七朗(なごしやひちろう)』に、
     製作を依頼したんだって。

     『名越氏』は、『釜師』で、『通称弥七郎』は、
     京都、『三条釜座』の『鋳物師棟梁』として、
     活躍してたそうだよ。

     ただね。
     『名越弥七朗』が、『毛利綱廣』から、
     『馬の像』の、注文を受けた時に、
     妻が『妊娠』していたんだって。」

(ペン)「ん゛?
     それが、どうしたの?
     『妊娠』って、目出度いことじゃぁないの?」

(ハム)「そうなんだけどさぁ。
     『妊娠は』、別に、良いんだよ。
     その後の、『出産』が、問題だったんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     何か、変な感じ。」

(ハム)「それでね。
     古くから、神社では、『出産』は、
     『穢れ(忌まわしく思われる不浄な状態)』と、
     考えられていたんだって。

     だから、『禊』とか、『お祓い』を、するでしょ。

     それで、『名越弥七朗』の妻が、
     出産してしまうと、折角、創った『馬の像』が、
     納められなくなってしまうことに、
     なっちゃうんだって。

     そこで、『名越弥七朗』は、毎夜の様に、

     『どうか、妻の出産が遅れます様に!』

     と、『大国主大神』に、
     お願いし続けたんだって。」

(ペン)「出産を、遅らせるぅ~?
     俺達、ペンギンは、『卵』だから、
     よくは解らないけどさ。

     何だか、赤ちゃんも、お母さんも、大変じゃん!
     とっても、可哀想だよぉ。」

(ハム)「でもね。
     その、祈りの甲斐があって、三か月も、
     出産が遅れたんだって。」

(ペン)「三か月もぉ~!
     お母さんのお腹、破裂しちゃうじゃん!」

(ハム)「本当だよね。

     ただ、その間に、何とか、『馬の像』を、
     完成させて、納めることができたんだって。

     そしてね。
     生まれてきた子供なんだけどさ。
     何事も無く、安産で、とっても、健康で、
     元気な子に、育って行ったんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     きっと、お産婆さんが、凄腕だったんだろうね。」

(ハム)「まぁ、そうかも知れないね。

     それで、『神馬(『馬の像』)』は、
     無事に奉納できたし、子供は、元気に、
     すくすく丈夫に育つし、良いこと尽くめで、
     それで、

     『神馬は、子宝、安産のご利益がある!』

     と、言われる様になったんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     話は、分かったんだけど、何となく、
     こじつけの様な、気もしないでもないよなぁ。」

(ハム)「こらこら!
     本当に、罰が当たるぜ!」

(ペン)「ん゛~。
     だけどさ。

     何となくだけど、『牛』と『馬』のご利益が、
     逆の様な気がしていたんだよ。

     『絵馬』って、あるじゃん。
     あれに、願いを書くんだよね。
     それに、『馬』だから、『学問』とか、
     『スポーツ』だとか、そのご利益は、
     『馬』が、持ってそうに感じてた。

     それとさぁ。
     『牛』の方が、『子宝』っぽくない?

     ハムの話を聞きながら、ずぅ~っと、思ってた。」

(ハム)「確かにねぇ。
     そう感じる気も、分からなくは無いよ。

     でもねぇ。
     ここに、奉納されて、祀られている、
     『神牛』と『神馬』には、それぞれの、
     話が残っているじゃん!

     だから、俺は、その話を、素直に受け入れて、
     疑問を持たない方が、良いと思うんだ。」

(ペン)「う゛~!
     まぁ、そうだよね。

     『Wさん』が、物凄い時間を掛けて、
     お話をしてくれたんだものね。
     『菅原道真』の、お話までしてくれたし。

     『菅原道真』が、『出雲国造』の始祖の末裔かぁ。
     物凄い繋がりがあって、それは、本当に、
     驚いたよ。
     しっかり、憶えておこうっと。」

(ハム)「そうだね。
     『Wさん』が、ストーリー性を持たせて、
     しっかりと、お話ししてくれてたから、
     俺達も、理解ができたのかも知れないね。」

(ペン)「よっしゃぁ!
     次も、ちゃんと、話を聴くどぉ~!」

(ハム)「ほんと?
     本当に、ちゃんと聴いてれる?」

(ペン)「多分・・・。
     まぁ、きっと、だいじょうぶ、だよ!」

(ハム)「・・・・・。」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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