カテゴリー「北島国造館」の4件の記事

2017年7月14日 (金)

『お決まりの!』(^^;

(出雲市・米子市 訪問:その52)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【お決まりの!】(^^;


(ペン)「『北島国造館』の、前の通り、とっても、
     静かだったよね。」

(ハム)「そうだったね。

     人通りが少なくて、車椅子でも、
     安心して通れたよね。

     『Wさん』が、好きな場所の一つだって、
     言ってたよ。」

(ペン)「そうなんだ。
     なるほどねぇ。

     『出雲大社』の、『文庫』の場所と、
     同じ様な感じがして、何となくだけど、
     解かる様な気がする。

     ところでさ。
     その通りにも、名前があるのかなぁ。」

(ハム)「うん。

     確かねぇ。
     『真名井の社家通り(まないのしゃけどおり)』
     って、『Wさん』が、言ってた。

     古くからの『神官(神職)』や、
     出雲大社に関わる、多くの人達が、
     住み続けているところなんだって。

     それで、今回は行かなかったけど、
     『樹齢1,000年の椋木』や、
     『大国主大神』を蘇生した、
     『神皇産霊神(かみむすびのかみ)』が、
     祀られている、
     『命主社(いのちぬしのやしろ)』や、
     出雲大社の、神事で使われる、
     ご神水が湧き出る、
     『真名井の清水(まないのしみず)』などが、
     通り沿いに、並んでいるんだって。

     それと、『真名井の清水』は、
     出雲大社だけではなく、地域の人々にとっても、
     貴重な水源になっているんだって。」

(ペン)「ひょぇ~!

     まだまだ、そんなに、
     観るところがあったのぉ?
     とてもじゃないけれど、周り切れないよぉ。」

(ハム)「『Wさん』も、そう言ってた。

     だから、出雲大社ファンは、何回にも分けて、
     出雲大社の地を、訪れるんだってさ。」

(ペン)「ふぇ~!
     そりゃ、凄いはぁ!

     確かに、何回かに分けないと、
     とてもじゃないけど、観切れないよねぇ。

     それにさ。
     『稲佐の浜(いなさのはま)』まで行って、
     砂を、持って来なきゃいけないしさぁ。

     ところで、俺達が、今いる、ここは、どこぉ?
     またまた、人混みに入っちゃったぜ。」 Img_5534
(ハム)「『ムスビの御神像』って、言うらしいよ。

     『Wさん』のお話しだと、約30年前に、
     寄進された像なんだって。」

(ペン)「そう言えば、金色の玉が、
     ピカピカ光ってるものね。
     比較的、新しいと、思ったんだよ。」

(ハム)「えっとねぇ。

     あれは、『金色の玉』じゃ、ないんだって!
     『魂』を、表しているんだって。」

(ペン)「へぇ~!
     俺は、てっきり、男の象徴の・・・。」

(ハム)「すとぉ~っぷ!

     やっぱり、絶対、言うと思ったよ。

     だめだめ!
     天罰が下るぜ!」

(ペン)「だってぇ、どうしても、
     言いたかったんだもん。

     会話の、流れの、言葉だよぉ。
     しょうがないじゃん!」

(ハム)「全くもう!

     えっとね。
     『魂』なんだけど、
     『幸魂(さきみたま)』と、
     『奇魂(くしみたま)』を、
     表しているんだって。

     詳しくはねぇ。
     『一霊四魂』と言う、日本の思想なんだって。

     一般的な解釈として、神や人には、
     『荒魂(あらみたま)』・
     『和魂(にぎみたま)』・
     『幸魂(さきみたま)』・
     『奇魂(くしみたま)』の、
     四つの魂があるんだって。

     その、四つの魂を、『直霊(なおひ)』
     と言う、一つの霊が、コントロール
     していると言う、ものなんだって。

     『荒魂は活動』・『和魂は調和』・
     『幸魂は幸福』・『奇魂は霊感』を、
     担うとされているんだって。」

(ペン)「何ともまぁ!

     今度は、『魂』の話なのぉ?
     『玉』の方が、良いんだけどなぁ。」

(ハム)「こらぁ~!

     本当に、『球』をぶつけられるか、
     『弾』を撃ち込まれちまうぜ!

     それで、四つの魂なんだけど、それぞれ、
     機能があるんだって。

     ・『勇』⇦『荒魂(あらみたま)』

      『勇』は、荒魂の機能であり、前に進む力。

      勇猛に前に進むだけではなく、
      耐え忍びコツコツとやっていく力でもある。

      行動力があり、外向的な人は、荒魂が強い。

     ・『親』⇦『和魂(にぎみたま)』

      『親』は、和魂の機能であり、
      親しみ交わるという力。

      平和や調和を望み、親和力の強い人は、
      和魂が強い。

     ・『愛』⇦『幸魂(さきみたま・さちみたま)』

      『愛』は、幸魂の機能であり、
      人を愛し育てる力。

      思いやりや感情を大切にし、相互理解を、
      計ろうとする人は、幸魂が強い人である。

     ・『智』⇦『奇魂(くしみたま)』

      『智』は、奇魂の機能であり、観察力、
      分析力、理解力などから構成される、知性。

      真理を求めて探究する人は、奇魂が強い。

     と言うことなんだって!」

(ペン)「ぐぇぇ~!

     既に、脳みその、キャパオーバー!

     もう、次の話をしてよぉ。」 Img_5535
(ハム)「そうだね。

     それでね。
     『大国主大神』が、
     『少名毘古那神(すくなひこなのかみ)』と、
     国造りをしていた時なんだけど、突然、

      『もう、私は必要ないでしょう。』

     と言って、『少名毘古那神』が、
     『常世の国(とこよのくに)』に、
     行っちゃったんだって。

     『常世の国』は、海の彼方の、
     異世界なんだって。

     理想郷で、永久不変、不老不死、若返り、
     などのことが、起こる、
     不思議な世界なんだって。」

(ペン)「え゛~!

     それじゃぁ、『大国主大神』は、
     どうなっちゃったのぉ?

     『少名毘古那神』がいなかったら、身体が、
     駄目になっちゃうじゃん。
     医療手当ても、して貰えないじゃん。」

(ハム)「そうなんだよ。

     そこで!

     『少名毘古那神』がいなくなったときに、
     日本海の、遥か彼方から、
     『大国主大神』の前に、突然、現れたのが、
     『幸魂(さきみたま)』と、
     『奇魂(くしみたま)』だったんだって。

     その時の様子を現したのが、
     この像なんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     なるほどねぇ。
     だから、『魂』が、波に乗っているんだ。

     でもさぁ。
     色々なことを見聞きしてさ。
     その、『魂』のことも、理解していないと、
     この像のことは、全く、
     理解できないんじゃないの?」 Img_5536
(ハム)「そうだよね。

     『Wさん』も、あくまでも、概略の話って、
     言ってたし、やっぱり、自分達で、詳しく、
     学習しないとダメみたいだね。

     それでね。
     その『幸魂』と『奇魂』が、

     ・『恐れや、不安を抱いても、疑うことなく、
       己が決めたことを貫きなさい。』

     ・『それが、あなたの、真の願いのはずです。』

     ・『何を疑おうぞ! 疑うことなかれ!』

     ・『疑うのならば、己が決めた、
       自分の意志が揺らぐことを、疑うべし。』

     ・『悩みは、誰もが、道に迷ったときに
       抱くことであり、全ての人に
       通じるものである。』

     ・『この国は、争うことによって、
       造られた国ではない。』

     ・『女性を愛し、その愛を貫き、
       様々な試練に打ち勝ち、その想いが、
       認められたことで、
       国造りが始まっている。』

     ・『この国の、国土を形作った、
      『伊邪那岐(いざなぎ)』や、
      『伊耶那美(いざなみ)』もそうである。』

     ・『二人の、愛によって国がつくられた。』

     ・『私達が住むこの国は、争いごとではなく、
      愛によって造られた、『愛の国』なのである。』

     などと、『大国主大神』に、語り、教え、
     導いてくれたんだって。

     その結果、『大国主大神』は、知識や教養を
     身に付け、みんなから、尊敬され、
     親しまれる様になったんだって。

     でもね。
     『魂』の声は、本当は、『魂』の声ではなく、
     『大国主大神』自身の、心の声だった、
     と言う話もあるみたいだよ。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     『愛』かぁ。

     そう言えば、『幸魂』の機能は、
     『愛』だったもんな。

     『奇魂』は、『智』だから、それによって、
     『大国主大神』は、知識や教養を身に付けて、
     尊敬される神様になったんだね。」

(ハム)「そしてね。
     『大国主大神』の『愛』が、男女の縁を結び、
     人々の縁を結び、様々な、ものと、ものとの、
     縁を結んで、この国が、幸福になれる様に、
     国造りが、進んでいったんだって。

     だから、『大国主大神』は、
     『ムスビの御神』とも、呼ばれているんだって。

     それで、『ムスビの御神像』が、
     『大国主大神』の象徴として、
     寄進されたそうだよ。」

(ペン)「そうなんだぁ。

     『愛』は、国造りと、幸福の、
     源かも知れないね。

     ところでさぁ。
     『きゃさりん副長。』は、何をしているのぉ?」 Img_5537
(ハム)「あぁ、あれね。

     『Wさん』と、おデブ隊長の話しが、
     かなり長くなっちゃったんで、
     飽きちゃったみたい。

     それで、『大国主大神』のポーズを、
     研究しているみたい。」

(ペン)「え゛~!

     それって、周りの人の真似をして、お決まりの、
     記念撮影のポーズを、
     しているだけじゃぁないの?」

(ハム)「まぁ、そうとも言えるかも。」 Img_5538
(ペン)「でもさぁ。
     『魂』は、四つあるんだよねぇ。

     そしたらさ。
     四種類のポーズを、撮れば良かったのにねぇ。」

(ハム)「なるほどぉ。
     それは、有りかも!

     でもさ。
     『魂』を、ポーズで表すって、難しくね?」

(ペン)「んがぁ!

     確かに、そう言われれば、そうだぁ。
     俺には、到底、無理だぁ~。」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月13日 (木)

『キューピッド?』(^-^)/

(出雲市・米子市 訪問:その51)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【キューピッド?】(^-^)/


(ハム)「無いんだって!」

(ペン)「なにがぁ?」

(ハム)「写真!」

(ペン)「え゛っ!
     写ってなかったの?」

(ハム)「いや、そうじゃない。」

(ペン)「じゃぁ、消しちゃったのぉ?」

(ハム)「いいや、そうでもない。」

(ペン)「だったらさぁ。
     一体、何なのさぁ?」

(ハム)「撮らなかったんだって。」

(ペン)「何を?」

(ハム)「『絵馬』と、『おみくじ』。」

(ペン)「なぁ~んだ。
     もっと、大事なものかと思った。

     重要文化財とかさ。
     お宝とかさ。」

(ハム)「なぁ~んだ、とは、なんだ!

     それに、匹敵するぐらい、珍しいんだぞぉ~!」

(ペン)「分かったよぉ!

     じゃぁさ。
     その『絵馬』とか、『おみくじ』は、
     どこにあるの?」 Img_5533
(ハム)「もう、通り過ぎた。
     『御朱印』を頂く場所と、一緒のところ!」

(ペン)「え゛え゛~!

     じゃぁさ。
     『きゃさりん副長。』が、
     撮影し忘れたってことぉ?」

(ハム)「だからぁ、わざと、撮らなかったんだって!」

(ペン)「わざとぉ?
     一体、どうしてなのさ?」

(ハム)「『絵馬』が、ハート型だったんだって。

     それで、奉納されている『絵馬』を
     観ていたら、『愛してる!』とか、
     『幸せになろうね』とか、
     『一生大事にする』とか、
     『ずっと一緒にいようね』とか、
     そんなことばかり書かれて
     いたんだって。」

(ペン)「へぇ~。

     だけどさ。

     それは、当たり前のこと、なんじゃないのぉ?
     『縁結びの神様』なんだもん。」

(ハム)「あぁ、確かに。

     それで、『きゃさりん副長。』は、最初は、
     本人達の名前が書かれている、その様な絵馬を、
     写真に収めるのは、憚れると、
     躊躇してたんだけど、絵馬に書かれている
     文字を読んでいる内に、段々と、
     イラついてきて、結局、写真を撮るのを
     止めちゃったんだって!」

(ペン)「げぇ~!
     『きゃさりん副長。』が、
     イラついちゃったのぉ?
     随分と、珍しいじゃん。」

(ハム)「それでね。

     絵馬を売っている横に、おみくじが、
     あったんだって。

     それが、2種類、あったんだって。

     一つは、『恋みくじ』なんだって。
     恋愛を占うおみくじで、和紙でできた、
     女の子の人形が、一緒に、
     入っているんだって。

     その人形を持ち続けて、恋の行方を、
     見守って貰うんだって。

     でもまぁ、それは、特に、
     気にならなかったんだって。」

(ペン)「だったら、別に、イラつかなくっても、
     良かったじゃん。」

(ハム)「でもね。

     もう一つのおみくじは、『みくじ矢』
     って言う、おみくじだったんだって。

     普通の、『吉凶』を、
     占うおみくじなんだけどさ。

     おみくじの中心に、矢が通っているのね。
     それを観ていたら、またまた、
     イラついちゃったんだって。」

(ペン)「ん゛~もう!
     一体、何だって言うのさぁ?」

(ハム)「だって、『ハートの絵馬』に、
     『矢のおみくじ』だよ。
     何か、連想できない?」

(ペン)「そっかぁ。
     キューピッドかぁ!」

(ハム)「それでね。

     『きゃさりん副長。』は、

      『私には、関係無い! もういいや!』

     って、げんなりしちゃったんだって。

     だから、写真は、
     何も撮らなかったんだって。」

(ペン)「そっかぁ。
     『きゃさりん副長。』も、一応は、
     独身の女性だもんな。

     まぁ、何となくだけど、気持ちは分かるよ。
     そりゃぁ、気落ちするかもね。

     おっとぉ!
     『Wさん』が、何か言ってるよ。」

(ハム)「んとね。
     『みくじ矢』のことみたい。

     小さい矢は、魔除けとされているんだって。
     それで、持ち帰って、神棚に、
     祀って欲しいって。

     みんな、『矢』を、おみくじと一緒に、
     結んじゃって、ここに置いて
     行っちゃってるけど、それは、
     勿体無いってさ。」

(ペン)「なるほどねぇ。
     確かに、勿体無いよねぇ。

     折角、魔除けを、頂いているんだからさ。

     そうそう!

     そう言うの、おデブ隊長、
     大好きじゃなかったっけ?」

(ハム)「うん。

     今、おデブ隊長が、『きゃさりん副長。』に、
     『みくじ矢』を、買って来て
     欲しいって頼んでる。

     だけど、『きゃさりん副長。』が、強硬に、
     拒絶している。

     多分、駄目だろうなぁ。」

(ペン)「あぁ、俺も、そう思う。

     『きゃさりん副長。』、ああ観得て、
     かなり頑固だもんなぁ。

     まぁ、おデブ隊長にとっては、
     『きゃさりん副長。』自体が、
     魔除けみたいなものだから、
     大丈夫じゃないのぉ?」

(ハム)「そうだね。

     俺達にとっても、『きゃさりん副長。』が、
     魔除けをしてくれているのかもね!

     だから、『みくじ矢』が無くっても、
     きっと、大丈夫さ!」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月12日 (水)

『やつあし? たこあし? よつあし?』(^^;

(出雲市・米子市 訪問:その50)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【やつあし? たこあし? よつあし?】(^^;


(ハム)「一番、古いんだって!」

(ペン)「え゛~。
     なにがぁ?」 Img_5528
(ハム)「今、目の前に観得てる、『門』のことだよ。

     出雲大社の、神域内の建築物の中では、
     最も古いんだって。
     それで、島根県の文化財に、
     指定されているんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなんだぁ。」

(ハム)「おいおい!
     何だか、気が乗ってないなぁ。」

(ペン)「だってぇ、出雲大社の本殿や、脇宮とか、
     摂社と比べると、迫力が無いと言うかぁ、
     派手さが無いと、言うかさぁ。」

(ハム)「こらこら。

     さっき、『Wさん』が、

      『是非、観ておいてもらいたいものがある。』

     って、言ってたじゃん。

     それが、この『門』なんだよ。」

(ペン)「それはさぁ。
     確かに、覚えているけどさぁ。
     ところで、この門の名前は、何て言うのぉ?」

(ハム)「えっとね。
     『北島国造家四脚門
      (きたじまこくぞうけしきゃくもん)』
     だって。

     もしくは、『四脚門(よつあしもん)』と、
     呼んでもいいんだって。」

(ペン)「ん゛~?
     あれぇ~?
     どこかで、聞いたような気がするぅ。」

(ハム)「出雲大社の、ご本殿の前だよぉ!」

(ペン)「あ゛っ!
     思い出した!

     『八足門(やつあしもん)』だぁ!

     ん゛?

     でもぉ、字が、違う様な気がする。」

(ハム)「それはね。

     『八足門』を、
     『八脚門(はっきゃくもん)』とも、
     呼ぶからだよ。

     それでね。
     門の造りなんだけど、門の上の、
     大屋根を支える主柱(おもばしら)を
     主として、控え柱が付くんだって。

     だから、八脚の場合は、主柱が、4本あって、
     控え柱が、その前後に、2本ずつで、
     8本、あるんだよ。

     そして、四脚の場合は、主柱が、2本で、
     控え柱が、4本、なんだよ。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     そうするとさ。
     実際は、八脚でも、それよりも、柱の数は、
     多いんだ。

     俺は、蛸の足の数と、同じかと思ってたよ。

     そうすると、四脚じゃぁ、蛸の足の数には、
     足りないってことかぁ。」

(ハム)「おいおい。
     そう言う覚え方をするから、
     間違えちゃうんだよぉ。

     それでね。
     この『四脚門』は、移築されたんだって。

     江戸時代初期なんだけど、
     『北島国造家の屋敷』は、出雲大社の、
     ご本殿の、後ろ側にあったんだって。

     だけど、境内を広げるために、
     『北島国造家の屋敷』が、現在の場所に、
     移されたんだって。

     ただ、ご本殿の裏側に、北島国造家の屋敷の
     門と、屋敷への出入り口の門と、
     二つの門があったんだって。

     そこで、『北島国造家の屋敷』が移された時に、
     その二つの門のうち、一つだけが、
     移されたんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     そうなんだ。

     でもさぁ。
     折角だから、二つとも、移しちゃえば、
     良かったんじゃない?」

(ハム)「まぁ、そうかも知れないけど、色々と、
     都合があったんじゃないの。

     屋敷の、敷地面積の関係とかさぁ。

     実際に、この『四脚門』は、よく観てみると、
     結構、デカいぜ。

     屋根も、随分と、立派だし。」

(ペン)「確かにねぇ。
     そう言われてみれば、そうかも。

     それに、同じ様な『門』が、二つあっても、
     しょうがないかぁ。

     お城じゃないんだもね。」

(ハム)「おや?
     『Wさん』が、上を観て欲しいって。

     一番手前に、『冠木(かぶき)』って言う、
     太い横木があるんだけど、その上に、
     八の字の様な、『蟇股(かえるまた)』が
     あるんだって。

     その『蟇股』の中に、『出雲大社の神紋』が、
     彫られているんだって。」

(ペン)「おぉ~!
     みっけ!
     あの、ご本殿の裏側に、
     九つ、あったやつだね。」 Img_5529
(ハム)「そうそう!

     それとね。
     その奥に、『欄間(らんま)』があって、
     今、観ている方には、『鯉』が、
     彫られているんだって。

     それで、『鯉』=『恋』で、
     拝んでいく人も多いって、言ってるよ。」

(ペン)「へぇ~。
     随分と、洒落っ気が、多いよねぇ。」 Img_5530
(ハム)「それでね。
     反対側には、『龍』の彫刻があるんだって。

     その彫刻なんだけど、
     『出雲大社 最古の彫刻』と、
     言われているんだって。

     だから、『四脚門』は、結構、見所があって、
     『Wさん』は、どうしても、
     案内しておきたかったんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     おデブ隊長、そう言う、目立たないって言うか、
     細かいところが、結構、好きだもんな。

     『Wさん』は、おデブ隊長の、好みを、
     もう、把握しちゃってんじゃないの。」

(ハム)「そうかも知れないね。

     それで、この先は、段差があるから、
     車椅子では、行けないんだって。」 Img_5531
(ペン)「じゃぁ、どうするのさ。」

(ハム)「『きゃさりん副長。』と、俺達で、
     行くしかないだろうね。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     それで、どこに行くのぉ?」 Img_5532
(ハム)「『御三社』!」

(ペン)「げぇ~!

     あの、『荒神』さんのところに行くのぉ?
     俺は、嫌だね。
     だって、怖いんだもん。」

(ハム)「おんやぁ。
     そんなこと、言ってもいいのかなぁ。
     本当に、天罰が下るかも知れないぜ。」

(ペン)「分かったよぉ。
     行くよ。
     行けばいいんでしょ!」

(ハム)「そうそう。
     ちゃんと、しっかり、拝んでいこうね。」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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2017年7月11日 (火)

『綺麗! 静か! 穴場かも?』(^-^)/

(出雲市・米子市 訪問:その49)


(※注:平成29年5月4日(木・祝)の記憶です。)


おはようございます!(^o^)/


【綺麗! 静か! 穴場かも?】(^-^)/


(ペン)「わぁ~!
     花嫁さんだぁ~!
     綺麗だにゃぁ~!」

(ハム)「ほんとだ!

     ここには、観光客の人は、殆ど、
     いないみたいだね。

     静かだし、結婚式には、かなり、
     向いているかもね。」 Img_5525
(ペン)「そうだよね。

     『出雲大社』は、超~、激混みだったけど、
     ここは、ほんと、落ち着いているね。

     人混みに、揉みくちゃにされず、
     気持ち的にも、かなり、楽だにゃぁ~。

     とっても、良い気分!

     ところで、『きゃさりん副長。』はぁ?」

(ハム)「今、『御朱印』を、頂いているところ。
     ここでは、二つ、頂けるんだって。」

(ペン)「へぇ~。
     そうなんだ。」

(ハム)「えっとね。
     押印が、二つあるんだって。
     『出雲国造館』と、『天神社』なんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。
     そうなんだ。
     だけど、どうして、そんなにあるの?」

(ハム)「ちょっと待って!
     『きゃさりん副長。』が、戻って来たから。
     それじゃぁ、『Wさん』に、尋ねてみようよ。」

(ペン)「りょ~かぁ~い!」

(ハム)「げげっ!」

(ペン)「どうしたのさ?」

(ハム)「『Wさん』の話だと、何ともまぁ、
     元の『北島国造館』は、明治5年の正月に、
     家屋敷の大部分を、火事で、
     失ってしまったんだって!

     それで、言い方は悪いんだけど、敷地内が、
     こんなにも、整然としていて、庭も綺麗なのは、
     火事のせいで、この様な造りにした
     からじゃないかって。

     ただね。
     『四脚門』と『大門』、それから、
     『土蔵』・『文庫』は、遺ったんだって。

     そのお陰で、『北島国造家伝来の古文書』と、
     『家宝』は、しっかりと、
     遺っているんだって。」

(ペン)「ひょぇ~!
     超~、危なかったじゃん!」

(ハム)「それでね。

     これから、案内するけど、庭の奥に、
    『竜寅の池』が、あるんだって。

     それとね。
     『亀の尾の滝』と呼ばれている滝があって、
     『心字池』と呼ばれている池に、
     流れ込んでいるんだって。

     それで、『心字池』の周りには、『天神社』・
     『天満宮』・『天穂日命社』・『荒神社』・
     『稲荷社』が、それぞれ、祀らているんだって。

     だからね。
     『御朱印』が、二つ、あるんだって。」

(ペン)「へぇ~、と言うかぁ、解かった様な、
     解からない様な、またまた、難しく
     なっちゃうんじゃないのぉ?」

(ハム)「まぁまぁ。
     折角だから、説明を聴こうよ。

     でも、時間が足りなくなると困るから、
     大まかに、簡単に、『Wさん』が、
     説明をしてくれるそうだよ。

     ただし、池の向こうの、祠の場所までは、
     おデブ隊長は、行けないだろうから、
     ここで、説明するって。」

(ペン)「ほんとぉ~?
     だいじょうぶぅ?
     ながくならなぁ~い?」

(ハム)「大丈夫だよぉ!

     まずね、『天神社』だけど、
     『少名毘古那神(すくなひこなのかみ)』が、
     祀らているんだって。

     『心字池』の、向かって、左側にある、
     小さな祠が、そうなんだって。

     それでね。
     『少名毘古那神』は、『大国主大神』の、
     国造りの際に、『大国主大神』を、
     手伝いながら、医療も担当したんだって。

     疲れ果てた、『大国主大神』の身体を、
     癒したり、人々の健康の面倒を、
     看たりしたんだって。

     それで、『医療の神様』と、
     言われているんだって。

     それとね。
     『少名毘古那神』が、伊予で、病気に
     なっちゃった時に、『大国主大神』が、
     別府の湯を、道後まで引いたんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     『医療の神様』なのに、病気に
     なっちゃったのぉ。」

(ハム)「そうなんだよ。

     実は、『少名毘古那神』は、手の平に
     乗るぐらいの、小さな神様だったんだって。
     だから、身体が、強かったと言う訳では
     ないみたい。

     それでね。
     道後の湯に浸かって、『少名毘古那神』は、
     元気になったんだって。

     それで、温泉で、体調が回復したことから、
     『温泉の神様』とも、言われる様に
     なったんだって。

     それが、後々の、『湯治』にも、
     繋がるんだって。」

(ペン)「『医療』と、『温泉』かぁ。
     まぁ、確かに、繋がりはあるかもね。」

(ハム)「それからね。
     『神功皇后』の歌に、『少名毘古那神』が、
     出て来るんだって。

     それは、『少名毘古那神』が、醸造したお酒に、
     関係があるんだって。

     それで、『少名毘古那神』は、
     『酒造りの神様』でもあるんだって。

     だから、ビール工場や、お酒の醸造工場、
     酒造会社や、蔵元などでは、
     『少名毘古那神』を、お祀りしているんだって。」

(ペン)「ひょぇ~!

     『医療』に、『温泉』に、『酒造り』!
     何だか、物凄く、器用そうな神様だよね。

     そっかぁ。
     お酒は、『百薬の長』って言うし。

     おデブ隊長には、『毒』みたいだけど。」

(ハム)「そうだね。

     それでさぁ。
     一つ、逸話があってさぁ。

     なんでも、『少名毘古那神』は、
     『一寸法師』の、モデルになったって話だよ。」

(ペン)「げぇ~!
     あの、『お椀の船に、橋の櫂』のぉ?
     全く、知らなかったよぉ。」

(ハム)「俺もさ。

     知らないことが、多過ぎだね。

     それで、次は、『天満宮』なんだけど、
     『心字池』を挟んで、『天神社』の反対側に、
     祠があるんだって。

     そこはもう、誰が祀られているか、
     解かるよねぇ。」

(ペン)「勿論さ!
     『菅原道真』さ!
     忘れるもんかい!」

(ハム)「お゛お゛~!
     流石に、そこは、外さなかったよねぇ。

     あとね。
     『天穂日命社』・『荒神社』・『稲荷社』が、
     あるんだけど、それは、『御三社』と言って、
     『四脚門(しきゃくもん)』の、
     奥に祀らているんだって。

     そこは、後から観に行くって。

     でも、一応、説明をしておくって。

     三つの祠が、並ぶような形になっているん
     だけど、真ん中が、
     『天穂日命社(あめのほひのみことしゃ)』
     なんだって。

     勿論、誰が祀られているか、解かっているよね。」

(ペン)「なんだかなぁ~!
     試されている様で、嫌ぁ~な、感じ!

     読んで字の如く、
     『天穂日命(あめのほひのみこと)』だよ!

     出雲国造の、始祖だよ!」

(ハム)「はい!
     ご名答~!

     じゃぁ、次に行くよ。
     左側は、『稲荷社』なんだって。

     それでねぇ。
     ちょっと、思い出して欲しいことが
     あるんだって。」

(ペン)「え゛っ!
     な゛に゛?」

(ハム)「『釜社』の、ことなんだって。」

(ペン)「げぇ~!
     そんなところかよぉ~!

     随分と、最初の方だったじゃん!
     正直、忘れちゃったよぉ!」

(ハム)「だろうね。

     『Wさん』も、『忘れたでしょう!』って、
     言ってるぐらいだから。
     少しずつ、話すから、思い出してくれれば
     良いって。

     『稲荷社』の、ご祭神は
     『宇迦之御霊神(うかのみたまのかみ)』
     だよね、って。

     『釜社』の、ご祭神と同じだよね、って。

     それで、『宇迦之御霊神』は、
     神宮(伊勢)の外宮の、
     『豊受大御神(とようけおおみかみ)』と、
     御同体の神様だよね、って。

     どうかなぁ。
     思い出した?」

(ペン)「お゛お゛~!
     蘇ったどぉ~!

     それでさ。
     『宇迦之御霊神』は、『お稲荷さん』で、
     超~、有名な、京都の、『伏見稲荷大社』の、
     『稲荷大神(いなりのおおかみ・
      いなりたいしん)』のことも指すんだよね。

     それで、食物を司る神様で、全国にある
     稲荷社のご祭神で、『五穀豊穣』を感謝して、
     次の年の『五穀豊穣』を、お祈りする神様
     だったよね。」

(ハム)「お゛~!
     完璧!
     凄いじゃん!」

(ペン)「へっへっ~!
     どんなもんだい!」

(ハム)「ただ、次の、右側の
     『荒神社(こうじんしゃ)』は、
     初めてだろうから、『Wさん』が、
     説明してくれるって。」

(ペン)「お゛~、助かったぜ。」 Img_5527
(ハム)「えっとね。
     『荒神社』は、
     『三宝荒神(さんぽうこうじん)』が、
     祀られているんだって。

     『三宝荒神』は、台所の神様として
     有名なんだけど、実は、佛教の中の、
     『仏神』なんだって!

     仏教が、日本に伝来し、神道と、仏教が、
     混淆して、一つの信仰体系として、
     再構成(習合)された宗教現象から、
     『神仏』が、生まれたんだって。

     『神仏習合(しんぶつしゅうごう)』とか、
     『神仏混淆(しんぶつこんこう)』とも、
     言うんだって。

     それでね。
     『役小角(えんのおづの)』が、
     山々で修行を重ねて、吉野の、金峰山で、
     『金剛蔵王大権現』を、感じ取るんだって。

     それで、修験道の基礎を築き、
     『役小角(えんのおづの)』が、修験道の、
     開祖とされているんだって。

     『金剛蔵王大権現』は、山嶽仏教の、
     修験道の、ご本尊なんだけど、
     『役小角(えんのおづの)』は、『荒神』を、
     修験道の守護神として、崇めたんだって。

     そうして、『荒神信仰』が、全国に、
     広まっていったんだって。」

(ペン)「ちょっと待ってよぉ!
     何だか、よく解らないよぉ。」

(ハム)「そっかぁ?

     要はね。
     山岳信仰を、仏教に取り入れて、その修行を、
     修験道と呼んで、それの修行を、実践する人を、
     修験者とか、山伏って呼んだんだ。

     そして、『荒神』を、修験道の守護神と
     したので、それで、神様と、仏様が、
     結びついてしまった、と言う訳。

     と言うことで、次、行っても良い?」

(ペン)「ん゛~。
     よく解かんないけど、まぁ、いいや。」

(ハム)「それでね。

     『三宝』はね。
     佛教の、宝物なんだ。

     『仏法僧』って、言われているんだけど、
     仏教で、最も尊いものを、
     宝に例えたものなんだって。

     1.仏 = 仏様

     2.法 = 教え

     3.僧 = お釈迦様の教えを守る人達

     と、解釈されているんだって。

     それを、護っているのが、『荒神』なんだって。

     だから、三つの宝を護ると言うことで、
     『荒神社』には、
     『三宝荒神(さんぽうこうじん)』が、
     祀られているんだって。」

(ペン)「ふぅ~ん。

     今まで、神道の学習をして来たのに、いきなり、
     仏教が入って来るんだもんなぁ。

     これじゃぁ、訳が解んなくなっちゃうに、
     決まってんじゃん!

     でもさ。
     その、『神仏習合』の時には、
     その時代の人々は、みんな、訳が、解らなく、
     ならなかったのかなぁ。

     超~、ふ・し・ぎ!」

(ハム)「本当にそうだよね。
     不思議だよね。

     おっと、ちょっと待って!
     『Wさん』が、何か言ってる。

     えっとねぇ。
     『荒神』さんのことなら、
     『兵庫県宝塚市』の、『清荒神清澄寺』に、
     行ってみると、良いらしいよ。」

(ペン)「げぇ~!
     それは、またの機会にしようよぉ。
     今は、頭の中には、何も入らないよぉ。」

(ハム)「勿論だよ。
     『Wさん』は、将来的なことを
     言ってくれたんだよ。」

(ペン)「それならばいいよ。
     あ゛~、良かった。」

(ハム)「だけどもね。

     『荒神』さんは、修験道との関係から、
     『霊験あらたか』って、言われているんだけど、
     『台所の神様』であるとともに、
     『火の神』、『竈の神』でもあるんだって。

     だから、怒らせたら、物凄い、
     天罰が下るんだってよ。

     『荒神』さんのことを、学習しないなんて、
     粗末なことを言ったら、ひょっとしたら、
     天罰が下っちゃうかも知れないよ。」

(ペン)「ぎょぇぇ~!

     分かったよぉ。

     『荒神』さんのことも、学習するからさぁ。

     勘弁してよ、もう!」



(つづく・・・。)(^^;



皆様、今日も、好い一日をお過ごしくださいませ!(^-^)/

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